やずやを知る

HOME >  やずやを知る > 次代へのことづて

やずやを知る(やずやのこだわり)

vol.05 きちんと文章に残すことで、想いは次世代へ伝わります。

ちょっと手前味噌な話になりますが、このたび『社長室はいりません』という本を出しました。出版社のはからいで書店にも並んでいますが、私としては、やずやに対する自分の想いを社員へ伝えるために書いた本です。

文章にして残すことはとても大切です。そう実感したのは、2000年に発行した創業25年社史『夢は必ず実現する』でした。その前年、創業者の矢頭宣男が急逝し、私は悲しみのどん底でした。
しかし、やずやが歩んだ25年間、創業者が何を想い、何を語ったのかを残すことは、二人三脚で会社をつくってきた私の務めだと思いました。そこで、手元にある記録をもとに文章を起こしたのです。

このとき役にたったのが、毎年暮れに夫婦でとり組んだ『夢のマスターリスト』でした。
社会生活、精神面、健康、家庭生活などの項目ごとに夢を書き込み、一年後、実現したものに○をつけてゆくというもの。個人的な夢は夫婦それぞれに違いましたが、こと仕事に関する夢は見事に一致していました。
これをずっと保存していました。日記も役に立ちました。こういう書き留めたものを、あらためて文章に直し、25年社史が完成。やずやも若返りがすすみ、社員のほとんどが創業者を知らない世代になりましたが、やずやらしい考え方を伝える大切なバイブルになっています。

私が会長職に退いたとき、社長を継いだ息子から「二代目社長の想いも書き残してほしい」と言われました。たしかに行動の記録は残せても、その奥の想いや考えは、文章にしてなくては伝えられません。
そこで、一念発起してまとめたのが『社長室はいりません』です。

一風変わったタイトルですが、こんなエピソードが由来です。かつて社長も社員も間仕切りのないワンフロアで働いていたときには、コミュニケーションはとてもスムーズでした。しかし社長室をつくった途端、問題が発生。原因に気づいた創業者は、すぐに大工さんを呼んでドアを壊し、文字どおり風通しをよくしたのです。

このときの体験から、コミュニケーションの大切さを伝えようと自著のタイトルにしました。
当然ですが、現在も、やずやには会長室や社長室はありません。

ちょっと近況

福岡グッドエイジャー賞をいただきました。
「すてきに歳を重ねていますね」と人生を褒められた気がして、うれしかったです。

ページ上ヘ