やずやを知る

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やずやを知る(やずやのこだわり)

vol.06 男の価値観と女の価値観、違うからこそ世の中うまくいく。

近ごろは男女共同参画社会などといわれますが、女性経営者はまだまだ少数派。
私も地元経済界の集まりなどでプロジェクトリーダーに指名される機会が多くなりましたが、ほぼいつも紅一点です。

昨年は大きな周年イベント開催にあたり、5人の実行委員長のひとりに任命されましたが、女性は私だけ。男性のみなさんの計画は壮大で、成功したらきっと称賛を集めるだろうと思えるすばらしい内容でした。ただ、計画は立派ですが、私は細部のツメがもっと必要ではないかと、不安でした。大切なのは結果か、プロセスか。ここが男の価値観と女の価値観の大きな違いではないでしょうか。

たとえば、こういう経験はありませんか。帰宅した夫に対して、妻が「ねぇ、聞いて、聞いて。隣の奥さんがね・・・」と話しているのに、夫が「うん、うん。で、結論は?」と聞き返す。じつは妻にとっては、聞いてもらうことそのものが重要なのです。男性はすぐに結果を求めたがりますが、女性はプロセスこそ、もっとも大切だと感じるものです。

結局、私の担当するイベントは、シナリオや会場の準備、参加する大学生の指導など、自分たちで納得ゆくまでつくりあげました。幸い大成功を収め、後日、大学生たちからも「矢頭会長の言葉で留学を決めました」「今度、会社を興します」と、うれしい知らせまで届きました。いっしょにがんばってくれる仲間たちと、感動を共有することを大切にするのが、女である私の価値観です。

細部を気にせず、大局観に立って方向を定めるのは男性の得意なところ。現場で細かなステップを着実に踏みながら、ゴールへと導くのは女性ならではの感性。男がいて、女がいて、世の中うまくいく。そう、つくづく実感した出来事でした。

ちょっと近況

昔、友人から贈られた「一人じゃないよ、みんないるよ」という言葉に救われました。 今こそ絆の必要性が謳われていますが、私もみなさんとの絆を大切に歩んでゆきたいと感じています。

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